釉薬無しの素地部分を残す(GT−100・GT−130・GT−132・GT−135)
水や溶剤で薄めたり釉薬を入れないでこのまま筆で素地に書いて下さい。 次の施釉で撥水剤で書いた部分がビスク(釉薬が無い)の状態となって撥水いたします。 GT−100(水性) 素焼地、乾燥素地、生素地、白雲締焼素地、用途ならすべてに適応しますが、油性と比較すると、 素地の表面の粗い物は撥水も少々弱い時もあります。
GT−130(油性) 素焼地用 次の施釉迄の放置時間は10分以上です。
GT−132(油性) 次の施釉迄の放置時間は5分以上です。GT-132は、素焼地、生素地等すべての素地の釉抜きに適応します。また、完全乾燥した呉須や絵の具に添加し、乳鉢等で練って筆書きすることにより、次の施釉で呉須や絵の具、釉の塗り分けが同時に得られます。少量のアルミナを添加して、蓋物の本体と蓋の坂井に塗り、同時に重ね焼することもできます。一旦施釉した上にGT-132で筆書きし、更に重ね施釉すると、書いた部分が撥水して下の釉が表面に表れます。
GT−135(油性) : GT-130、GT-132より強力なタイプです。
撥水釉力 : (強)GT-135>GT-132>GT-130>GT-100(弱)
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